AI企業 ライドシェア

Uber・Lyftを代表としたライドシェア企業の市場価値分析

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近頃、IPOやユニコーン企業として良く名を聞くようになってきたライドシェア企業。

実際のところ

「ライドシェアって何?どんなところがあるの?」

「ライドシェア業者は時価総額の高いIPOが多いけど実際どんな規模なの?」

「どちらも米国の企業だけどUberとLyftって何が違うの?」

といった疑問があると思います。

今回の記事では

・ライドシェア初心者の方にもわかるようライドシェアがどういうものか

・各国でシェアの高い業者の市場規模

・米国企業 UberとLyftの違い

をまとめました

今回の記事を読むことでライドシェア大手のパワーバランスや成長性を確認していただければ。と思います。

ライドシェアとは?

ライドシェアとは平たくいうと車の相乗りサービスです。

同じ目的地までを割り勘で移動するカープール(費用は割り勘)と

客の行先へ案内する日本でいうところの白タクに分けられます。

ロンドンや日本など、特定地域での白タクは禁止されているものの世界的にみると白タクは禁止されていない地域のほうが多く、安価な移動手段として爆発的にユーザー数が増えています。

各国のライドシェア事情・ライドシェア大手の比較

米国ではUberとLyft、中国ではDiDi(Uberの中国事業はDiDiに譲渡)東南アジアではgrab(Uberの東南アジア事業はgrabに譲渡)が主なライドシェア企業となります。

Uber Lyft grab DiDi
サービス開始 2009年3月 2012年6月 2012年6月 2012年6月
本社 サンフランシスコ サンフランシスコ シンガポール 北京
市場価値 600億ドル

(2020年1月)

138億ドル

(2020年1月)

110億ドル

(未上場)

560億ドル

(未上場)

地域 65か国と600以上の都市 米国300都市とカナダ2都市 東南アジア8か国・336都市 中国
ドライバー数 390万人 140万人 260万人 2100万人
ユーザー 7,500万人 2,300万人 3,600万人 5億5千万人
収益 113億ドル 22億ドル 10億ドル 250-270億ドル
料金 平均費用25.19$

基本料金

移動距離

移動時間

で計算

混雑時は高くなる

平均費用12.53$

基本料金

移動距離

移動時間

で計算

基本料金

移動距離

時間料金

で計算

バイクの相乗りあり

基本料金

移動距離

移動時間

で計算

支払い クレジットカード・アプリでの支払い スマートフォンアプリでの支払い 現金・GrabPay・クレジットカード 現金・WeChat・AliPay・クレジットカード
チップ 任意の金額を現金で支払い 支払い時~72時間以内にアプリを通じて支払い 不要 不明
シェア 米国の69% 米国の25.3% 不明 不明

ライドシェア最大手のUberと比較すると

Lyft ⇒ ドライバーの取り分が多い

grab ⇒ 現地語⇔英語の翻訳機能

DiDi ⇒ 圧倒的なユーザー数 + 翻訳機能

が特色といえます。

世界規模でみると、圧倒的にタクシーより低価格で移動が可能となっております。

欠点としては事件が発生する確率が高くなるということでしょう。

各社、事件発生を防ぐため、ドライバーの顔、評価などを公開し選択できるようになっています。

東南アジア市場は今後の成長力を見て、中国市場は圧倒的なユーザー数により、grab

・DiDiは今後の成長に期待というところでしょうか。

今後のライドシェア市場は、メキシコ・インド・ブラジルなどの新興国のシェアを各社がどのようにとっていくかも重要となっています。

Didiがメキシコ・

各国でUber10kmあたりに掛かる費用

外国にいったことがある方はご存じとは思いますが、日本は車での移動が非常に高価な国のひとつです。

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出典:https://championtraveler.com/news/heres-how-much-an-uber-ride-costs-in-major-cities-around-the-world/

※東京・ロンドンは白タクが禁止されており、Uberプレミアムのみのため高価

10㎞あたりの費用(ドル)
東京 $40.86
ローマ $27.25
ホノルル $20.59
ミュンヘン $18.96
ニューヨーク $18.74
シドニー $18.07
ロンドン $17.55
アンカレッジ $15.41
パース $13.17
サンフランシスコ $12.88
ドバイ $11.33
リスボン $11.12
トロント $10.64
デンバー $10.32
チューリッヒ $9.71
イスタンブール $9.22
シンガポール $8.25
ケープタウン $7.17
リオデジャネイロ $5.64
ブエノスアイレス $5.17
リマ $4.04
ニューデリー $3.06
カイロ $1.62
イスラマバード $1.57

多くの都市において、ライドシェア企業は価格破壊を行っており、成長市場であるといえるでしょう。

UberとLyftの違いとは?

米国では歴史上、原油高と相乗り専用レーン、都市家賃の増大を背景にほかの地域に比べてライドシェアが発展しました。

過去記事でも発展理由についてまとめていますのでよければ下記をご覧ください。

>>米国に学ぶライドシェア発展の歴史

米国ではタクシーと比較して年々ライドシェアの比率が上がっており、2018年以降Uberがもっとも利用されています

下記にUberとLyft、タクシーの移動距離を比較してみます。

ライドシェア企業が著しく増加しているのが見て取れます。

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Uberは混雑時には料金が高くなる、という特性があります。

ライドシェア利用者はUberとLyftの両方をインストールしており、料金を比較して注文を出すため、安いほうのLyftを選びがちとなります。

加えて、料金における取り分もLyftのほうが多いため、後発組としては爆発的なシェアの増加を実現しています。

2016年には9割近かったUberのシェアは7割近くまで落ち込んでいます。

下記はCNBCのシェアレポートです。

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出典:CNBC

UberLyftドライバーの月給は?

ここでは米国市場におけるUberドライバーの月給について紹介したいと思います。

米国では2009年以降、何らかのプールサービスに参加している割合が2割を超えているといわれています。

各種プールサービスについて月給を紹介しているサイトがありましたので紹介します。

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出典:https://www.earnest.com/blog/sharing-economy-income-data/

まとめ

いかかでしたでしょうか。

・各社の市場価値

Uber 600億ドル

Lyft 138億ドル

grab 110億ドル

DiDi 660億ドル

・米国ではシェアをLyftが奪っている(概ね3割近く)

ということをまとめてみました。

今後は自動運転も含めて、物流が効率化されていくものと思われます。

日本ではいまいち実感のわかないライドシェア企業ですが、今後の成長にも期待が持てます。

くまねこはライドシェア企業を応援しています。

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